リクルート式(6月10日)
『リクルート式「最強の営業マネジメント」のすべて』(大塚寿著・PHP研究所)を読みました。多くの起業家を輩出しているリクルートの営業力には定評があります。この本は、そのもとになる営業マネジメントやモチベーションに焦点を当てています。
どこの会社でも、最小の営業単位(たとえば「課」)には5、6名の営業マンがいます。これはリクルートも同様です。しかし、リクルートは他に庶務の女性が一人います。単に営業の負担軽減のためだけではありません。受注があったらその旨をフロアーに響き渡る声で叫んだり、受注の垂れ幕などを書いてくれます。
受注や連絡事項、応援メッセージなどをA4一枚にまとめた「壁新聞」のようなもの(リクルートではこれを「日報」と言う)を毎日発行し、これが元気の源になっているそうです。課を盛り立てる方策を話し合う庶務同士の会議もあります。クラブ活動やサークルのマネージャーのようなものだと大塚氏は言っています。
「ヨミ会」という会議も独特のものです。見込みについて上司と話し合う場合、普通上司と一対一で話し合います。リクルートでは、それぞれが「見込み」を全員分コピーして持ち寄ります。上司は一人一人に進捗状況を報告させます。他の人の案件からも、詰めの方法が学べたりできることなどがメリットのようです。
リクルートには年2回のボーナスの他に、年2回の報奨金制度があるそうです。団体戦として順位を競います。個人の成績がよくても課の成績が悪ければ意味がありません。個人のモチベーションとチームのモチベーションがうまくリンクする仕組みになっています。

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